途中経過 1

2001年11月27日
本題の馬学に入る前に、私の馬人生を順を追ってたどっていきたいので、物語がドラマティックな展開を迎えるまで、もう少しご辛抱頂きたい。
私が馬に乗り始めたのは、中学1年の時だった。そのきっかけというのは、父だったのだろうな。父は幼い頃から足が悪い。乗馬は父ができる限られたスポーツの一つだった。父が馬に乗っているのを見たことはない。学生の頃少しやった程度らしい。子供にもやらせたかったのだろう。(私は五体満足だが。)4人の子供のなかで、興味を示したのは私一人だった。
私の最初の先生は、80歳すぎたおじいさんだった。(去年99歳で亡くなった。)私が週末乗りに行くと、馬を調馬索にかけた。(馬のハミに紐をつける。人間は立って、手に追い鞭を持つ。馬はその周りを直径20mくらいの円を描いてまわる。後に触れるが、はっきり言って乗るより難しい。)先生は、何を教えてくれるでもなかった。1時間ほど、調馬索をつけた馬に私を乗せた。お尻は痛いは内股は痛いは、楽しいどころではなかった。そんなことを2年ほど続けた。
乗馬クラブなんてところは、大人の人ばかりで、私は何を話していいかも分からず、楽しいどころではなかった。

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